延命寺は、岩手県一関市川崎町薄衣にある東安寺第五世丹嶺守桂大和尚が仙台藩家臣伊達安芸守から気仙地方布教を命じられ、当地方で阿部与左ェ門照供(当寺開基)の寄進を受けて建立されたのが始まりです。
開創年は永禄元年(1559年)。令和元年で460年を迎えました。
瀧山千手観音は、正徳年間(1711年~1715年)に氷上山中腹に御堂が建てられ、その中で祀られておりました。しかし、亨保年間(1716年~1736年)に山津波によって流されたため、延命寺へ移されました。昭和53年、新たに瀧山千手観音堂が建てられましたが、現在は延命寺本堂西側に祀られております。この観音様は、安産祈願の観音様として信仰を集めております。
和歌「瀧つせの 清き流れに にほふのは 垢をすすぎて 願うのちの世」
大学卒業後、曹洞宗大本山總持寺にて修行。
平成14年4月、延命寺第二十二世として住職辞令を拝命する。
延命寺樹木葬は、後継者がいないなどの理由によりお墓を持つことを望まない方のための永代供養発展型墓地です。
延命寺は460年を越える歴史を持ちます。それは信仰の場として地域の人々に支えられてきた証です。延命寺にはそうした方々の位牌がまつられています。樹木葬に入られる方にも位牌が用意され、そうした方々と共にまつられます。信仰の場であるがゆえに、永代にわたって供養され続けるのです。
延命寺延命寺陸前高田霊園の埋蔵方法は、しだれ桜の周りに設置された個別カロート(骨を収める室)に個人または夫婦、家族ごとに納骨します。個別カロートの最大受け入れ人数は4人です。(納骨者予定者を事前登録します)
すべての納骨予定者が逝去されてから13年後、もしくは年会費の納入が途絶えてから13年後になると個別カロートから樹木葬内合葬カロートに移骨されます。
費用には、樹木葬志納金と年会費があります。
樹木葬志納金は申込時または納骨時に必要とします。年会費はカロートを使用(予約)した時から、納骨予定者ご健在中のみ納めください。
内 容 | 1・2人用カロート | 3・4人用カロート |
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樹木葬志納金 | 35万円 | 47万円 |
年 会 費 | 8千円(1カロート) |
延命寺陸前高田霊園樹木葬は、延命寺に信仰するものの、お墓を持つこと・維持することが困難な方の為に用意されたものです。申込にあたっては、延命寺住職と面談していただきます。
銘板の下に納骨します