涅槃図の掲示について

2019年2月1日

2月はお釈迦様の涅槃の月です。涅槃とは入滅されたことを言います。

2月15日になると、どのお寺さんでも涅槃図(入滅した時の様子を描いた巻物)を掲げ、涅槃会を執り行います。延命寺では2月1日より15日まで、本堂右側に涅槃図を掲げております。どうぞお詣りし遺徳を偲んで頂ければと存じます。

涅槃図のお釈迦様は金色で描かれています。

お釈迦様が沙羅双樹の下で休まれている時に、福貴(プックサ)とういものが金色の布を捧げました。お釈迦さまはその布を体に纏って最後の説法をし、頭北面西にて入滅されました。

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鍛冶屋の息子 純陀はお釈迦様に茸料理を差し上げました。お釈迦様はその食事によって激しい下痢を起こしたとされています。涅槃図の前正面にはひれ伏して泣く純陀が描かれています。

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釈迦十大弟子の一人で多聞第一と称されます。お釈迦様の従兄弟。涅槃図では宝台の前に横たわっています。悲しみのあまり気を失っているのです。そこに長老阿那律(アヌルッダ)が鉢に入った水を阿難に注ぎ、助け起こしています

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摩耶夫人はお釈迦様の生母で、出産後七日目でお亡くなりになりました。

涅槃図には、お釈迦様の入滅に天より駆けつける摩耶夫人が描かれています。

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釈迦十大弟子の一人で天眼第一と称されます。阿難同様、お釈迦様の従兄弟。苦行の末に失明したが、その代わり天眼を得ました。

延命寺涅槃図には2箇所に描かれており、1つは阿難に水を注いでいるところ。2つは天より駆けつける摩耶夫人を先導しているところです。