我が家のペレットストーブ

2018年1月29日

我が家では4年程前よりペレットストーブを使用しています。

先日、ペレットストーブについて興味を持っている方から様々尋ねられたので、書いてみたいと思います。

我が家のペレットストーブはさいかい産業製ss1というもので、FF式温風ファンヒータです。購入の理由は隣町住田町で町をあげてペレットストーブの普及に努めていて、前町長さんより薦められて購入したといったところです。

購入先は竹駒町の長谷川建設で、取り付けもお願いしました。取り付けにあたり、煙突工事は必須です。また、ストーブは重量物(87kg)なので床の補強も必要かもしれません。結構場所をとります。w480×d534×h770という大きさです。

燃料となるペレットは住田町の住田交運から1袋20kg443円(税込、平成30年1月時点)で購入しています。(おそらく全国でも一番安いのでは⁈)1日1袋を使用します。

着火は面倒です。着火前に炉内の残灰を捨て、手動で種火を起こします。私はキャンプ用の着火材を使っています。(これが一番安い)炉内に供給されるペレットの燃焼が始まるまで5分くらいかかります。(時々、失火しますが、そうなると炉内は不完全燃焼で煙だらけとなります)

スイッチボタン一押しですぐに温風がでるわけではなく、10分位かかります。20分程で熱い温風となります。

 

定期的に手入れが必要です。毎日残灰を捨てます。2週間毎に炉内全体を掃除します。一ヶ月毎に煙突掃除。シーズンオフには業者さんによる点検。大変手間のかかるストーブであることわかります。しかし優れているところもたくさんあります。

それは暖かいということです。それもやわらかい暖かさです。部屋を満遍なく温めます。そして、蓄熱性があるためか、就寝前に火を落としても、朝、部屋はほんわか暖かい。これはありがたいです。

そして燃料であるペレットが灯油より安いことも大きなメリット。極端に安い訳ではないが、価格変動がなく、安定供給を受けられるのです。

 

最近のペレットストーブは自動着火装置つきのもの、湯を沸かせるもの、電気を一切使わないものなど様々あるようです。どれもエアコンや灯油ファンヒーターより手間がかかるのは間違いないでしょう。しかし、ペレットストーブの暖かさに魅力を感じ、また、ペレットの安定供給を受けられるのであるならば一考してみるのも良いのかもしれません。

 

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使用時は煌々とペレットが燃えているのが見えます。

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炉の内部。毎日残灰を捨てます。2週間に一度は炉内に飛び散った灰を掃除機で吸い取ります。

 

 


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